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レッカー改:トレーラーヘッド(ダブル)積載

Calculation of one axes
2000.8.25



このレッカー改で、車輌重量が大きいダブルのトレーラーヘッドを牽引する場合、 アームを出来るだけ短い延長にしたいのですが、、 アームを最短延長にし、前輪車軸を固定して積載した場合、レッカー車と 牽引される車輌との間隔が、計算上は約30cm程空くことになります。 しかし、実際にこの状態で牽引して走行すると 交差点等を曲がる時に、牽引される車輌はレッカーのアームの先を支点として、 折れ込みますので、そのバンパーの端の辺りが、レッカー車と接触します。 接触を避ける為の理想的な積載方法は、アームを最大延長にする下図の様な積載方法です。
計算してみると分かりますが、この様な積載の仕方は、実際には、レッカー車にとって 許容範囲の限界に近く、特に重い車輌の場合は、実際に走行するには、支障をきたす恐れが あります。 この場合、バンパー近くにしっかりとアームを固定できる所がある場合は、 下図の様な積載方法を取り、アーム自体は最短延長にした方が、より安全です。
レッカー車:三菱U-FK618J改の車輌積載時の前輪の軸重を求めます。
車検証より、空車時の軸重それぞれ、
A軸の重量 :2960kg
B軸の重量 :3150kg
乗員重量は2名(=110kg)とします。
積載される車輌のA軸の軸重(W)の入力:kg
フロントバンパーにバラストをkg積むとすると
(参考:現状のバラスト重量は、計算上約350kgが、搭載されていますので、350kgを入力して下さい。)

上記に数値を入れて、ボタンを押せばレッカー車:三菱U-FK618J改の車輌積載時の前輪の軸重を計算します。:

計算結果は次の通りです。

レッカー車の車輌積載時の前輪の軸重は、
アーム最小延長時のA軸重量:は:kg
アーム中間延長時のA軸重量:は:kg
アーム最大延長時のA軸重量:は:kg
にそれぞれ変化します。
数値がマイナスになる時は、レッカー車のA軸が浮き上がります。




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