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はじめに 1999.9.28


ここでは、自分でスピーカーを制作しようと思いたってから、調べたこと、分かったことなど、 ノートやメモに書きとめたことをまとめていきます。

調べてみると、本当の根拠まで書いてある本は、意外と少ないという、、 一つの事に凝りだした場合に“よくある事実”に突き当たりました。 根拠はどうあれ、 色々な本を読んでは、それぞれの計算式で計算してみたりしましたが、 出てくる答えが違っている場合もあります。 今では、スピーカー設計のプログラムも市販されていますし、ネットで見つけることも 出来る様になりましたが、これらもやはり、 同じパラメーターを入れても同じ答えは返って来るとは限りません。 それでも、書きだした数式を表計算を利用して、 数字を入れ替え、何度も再計算しながら、あれこれ考えるも、なかなか楽しいものでした。 しかし、もともと自分のためのメモや計算でしたので、文書としては全く通用するものではありません。 それをまとめておこうと思ったわけです。

こうして、書き始めると、 元になった物と似て、取り止めのないものの様なものになりつつあります。 何度も似たような計算が出てきて、余計にわけが分からない様になっているかもしれませんが、 これは私が辿った流れにそって、書いた結果です。私にとっては外したくない計算ですので、 「くどい」ところはがまんしてほしいと思います。 興味のある人には、参考になる部分もあると思いますが、私自身もまだ理解していない部分、 あるいはまだ、謎の部分もあります。また、後半のダブルウーファー編では、 常識とは外れたことを言っている部分もありますが、あくまで、はじまりは個人的なものですので、 暖かい目で見てやってください。

念願の唯一無二の自作スピーカーが、一つの形になり、こういうメモはもう必要ないかとも思いましたが、 せっかく考えたことを忘れてしまうのも惜しいという気持ちもあります。 表計算を残しておけば、計算ミスはなくせます。実際に形に成るかどうかはわかりませんが、 何となく考えてしまう次のスピーカーの制作時のためにも、もう少し勉強を続けておこうかという 気持ちも最近、湧いてきました。物を創る立場ですので、実際の制作と考え合わせると、 完璧な計算は在りえないのは、もとより承知してますが、計算は想像の大きな助けになります。 頭であれこれ考えるのも楽しいことです。想像しなければ、創造できませんから。。ネ。

スピーカー制作といっても、全てを網羅するつもりはありません。自分で色々やってきた、密閉、バスレフ、 ダブルウーファーに関してのものが主になると思います。

ご意見、こ教示等していただければ、うれしいです。


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