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バーチカルツイン 1999.6.24/2000.12.1Updated



バーチカルツイン(仮想同軸)、ツイータあるいはスコーカの上下を ウーファーではさみ込む事をそう言います(本当は周りを取り囲むことを仮想同軸と言う)。

この場合、音像は上下のウーファーの真ん中に、 つまり、スコーカーの位置、一点に結ばれます。

バーチカルツインと仮想同軸の最大の違いは、指向性です。 上下のつぶれた指向性を持つホーンを使う場合、縦方向のウーファー配置で 得られる上下のつぶれた指向性の形と近似になります。
それにより床の影響からも逃れられます。

また、二つのウーファーで一つの箱を共用する構造の物では、 二つのウーファーが箱の上下方向の中心線上で、箱の中心点から等距離にある程度離れて配置 されている場合は、上下方向の、箱内部の一次定在波が、それぞれのユニットの音圧により 互いに 打ち消されるというメリットもあります。この場合は、内部構造や補強材等も シンメトリーに配置されなければなりません。 横配置のダブルウーファーのおいても、この一次定在波が打ち消される効果は同様です。




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