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GIFアニメ製作室 1999.7.20/2001.1.1追記




人の使っていないオリジナルのgifアニメを一つでいいから、HPに張り付けたい。そう思ってから、それなりの苦労をして、なんとか作ってみました。一つ作ると、もうひとつ。で、結局、自分のページに使うGIF−アニメは全て、オリジナルにしないと気がすまない。。。損な性分だと思います。そして、そっとホームページを立ち上げてみると、このアニメ、結構、一部の人の好評をいただきました。「これ、どうやって作ったの?」あれっ?案外、アニメ作りをどこから始めればよいのか皆さんご存じないみたい。というわけで、やりたい人に、私が費やした余分な時間とお金をを使わずに済むようにGIFのてほどきをいたしましょう。


超初級入門講座

このホームページは窓窓95のメモ帳にHTMLでこつこつ作っていますが、文字を打っているのはマックのカラクラ2です。これだけで深い意味を察する人はかなりの苦労人です。窓窓98や新しいマックをお使いの皆さんには分からない苦労もあります。

インターネットに使用できる画像データはGIFというファイル形式ですが、普通、絵を描いてなにげなく保存をする場合、窓窓の場合はBMP(ビットマップ)、マックの場合はPICT(ピクト)という画像形式です。描いた絵があるのなら、保存の場面でファイル形式を覗いて見て、GIFがあればそれで保存をすれば、めでたくホームページに載る絵に変身するのですが。。。95のペイントにはGIF形式の保存は無い!

それなら、GIF形式に保存し直せるソフトは無いものかとインターネットで探してみても、シェアウエア(お金がかかるもの)が多い。お金がかかるなら最初からGIFで保存のできるペイントソフトがあったらいいなーと探していたら、D-Pixedというペイントソフトと出会いました。これはアニメのグラフィックを描くためのソフトですが、GIFで保存できるし、レイヤ機能(透明なフィルムをのせて描く様に、下の絵をなぞったり、輪郭線に影響を与えずに色が塗れたりできる)があったりして、なかなかのすぐれものです。しかもフリーソフトという、まさに、天の恵の様なソフトです。「ありがたや〜。」と入手させていただきました。

入手される方はこちらから。大きな画像が入ってますので、立ち上がるのにちょっと時間がかかります。実は私の場合は、ヘルプがうまくダウンロードできなかったのですが、たださわっているうちに、とりあえず使えるようになりました。まだまだ奥深い機能が眠っているみたいですが、このホームページ程度のGIFアニメを作るのなら、ほんの基本部分の機能さえ使えれば十分です。窓窓98のペイントソフトにはGIF保存がありますが、D-PIXの方が機能的に格段上ですので、入手をおすすめします。

これでGIF形式の絵を作れるようになりました。マックの方には残念です。D-Pixedはウィンドウズ用です。マックでインターネットができるようになった暁には必ず。。。何か。。。

注;最新版では、GIFへの変換が出来なくなっている様です。 GIF“アニメ”への変換については、IBMのホームーページビルダーを使った 方法がD−PixedのHPに説明されていますが、単なるイラストとして、 GIFで保存する説明はありません。
これについては、ウインドウズ98以降をお使いならば ウインドウズ付属の「ペイント」で直接描いてGIFで保存という手もありますが、 D−Pixedにはレイヤがあるので、細工が しやすいです。
D−Pixedで描いた物を、この「ペイント」を使ってGIFに変換することも出来るかと思 います。 この場合、D−Pixedで絵を描き、ビットマップで保存し、 これを「ペイント」で開けて、あらためてGIFで保存するという手順ですが、、 未だに、ウインドウズ95でやってますので(^-^;)、実際に試していません。。この点あしからず。。

ヒント
  1. 結構、コリ性な上に、作品と名の付くものには完璧主義なので、大きなものに挑戦すると大変なことになります。小さなサイズで作ることにしました。4作目にして自分のスタイルを確立しました。(ちょっとオーバーです。)小さな絵!? 。。。マックでアイコンを作ったことのある人なら、もうピンッ!ときてますね。32ピクセル×32ピクセルです。もぐらと蛙はこのサイズです。小さいだけに簡潔です。もしかして、皆このサイズ?ダッタリシテ・・・
  2. 新しい絵を開いたら、このサイズに画面をします。小さいですが、300%くらいにしてドット単位にすれば作業しやすいです。一枚でもできますが、レイヤーをうまく使うと作業が楽です。例えば、薄い色で大まかな形を描き、レイヤを追加。下書きをなぞって黒で仕上げ線を描き、下書きを削除。指定色をレイヤにで、 黒を選びレイヤを追加。そっちに色を塗る。(失敗しても下に残っているので安心)という具合です。言葉で聞くより、やってみた方が簡単です。
  3. 一つ絵を描いたら名前に番号を付けて保存します。kaeru1.gifという具合です。それをベースに手を加え二つ目の絵を描き、kaeru2.gifで保存、さらにkaeru3.gifと描いてゆきます。



そしてもう一つ、作った絵をとても簡単にアニメに変身させてくれるソフトを紹介します。 Animation GIF Makerです。 これはGIFで保存してある画像を並べるとぱらぱらアニメの様に繰り返してくれるようになるソフトです。 入手はこちらから。 これも「ありがたや〜。」のフリーソフトです。(これもウィンドウズ用ですが、 この手のマック用のダウンロードサイトは見つかっています。知りたい方は連絡下さい。) 手を合わせて入手させていただきました。くわしい操作手順はその説明書にまかせますが、 いつも行う最低手順を書いておきます。

  1. Animation GIF Makerを開きます。
  2. 左上端の「ファイル」ページの左側のまどにGIF画像のあるファイルがすでに見えてます。(D-Pixedで作った人はそのファイル)
  3. 使う絵をクリックして追加ボタンを押す。右の窓に表示される。
  4. 使う絵の枚数分繰り返す。
  5. 作成ボタンを押すとダイアログが表示されるので保存の場所と名前を決める(なまえは半角英数で)ホームページを作っている人はホームページのフォルダにいれてしまう。まだこれからの人はGIFフォルダを作って入れておくといいです。
  6. 左上端から3つ右「その他」ページをクリックし「作成画像確認(ブラウザ)」ボタンを押す。 ネットスケープ等に切り替わりアニメが動く。一回で動きが止まるときはネットスケープ上の再入力ボタンを押す。押す度動く。
  7. このままでは大抵の場合動きが早すぎるので、左上端から2つ右「パラメータ」をクリックしディレイの数字を変え(30で下記くらいです)右下の方の「更新」ボタンを押す。
  8. もう一度動きを確かめOKならば出来上がりです。

私は上記二つで作ってます。ちょっとのやる気であなたにも必ず作れます。
最後に、 このカエルについて・・・・ですが、コルゲンコーワのかえるも、 ケロヨンも、もう一つ気に入らないかえる好きの私が小学校に上がる前から、 散々描いていたオリジナルキャラでケロタンといいます。それから30年以上過ぎて 初めて動く姿を見て感激しています。




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