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ハードディスク交換記 2000.7.18



そう言えば最近、「バックアップをしていなかった。。」 という事実に気づき、 先日、FDDを用意しながら、マックを起動。 「HPのための文章の、襖考と建築考、 それにもうすぐUP出来そうなマルチアンプに、 仕事用の新作の表計算と...いやはや、膨大な量があるなー」などと 鼻歌混じりに、「おはよー!」という いつものマックの挨拶を待っていたのだが。。 何と! 「?」マークの点滅するフロッピーディスクのマークが!! これは、システムが見つからないという意味=HDDが無い!=壊れた! そうです。HDDが、御臨終なされたのです。。 前日、使った時は、いつも通りで なんの予兆も無く いきなりのことでした。

まあ、7年間もったのを思えば、 消耗品のHDDとしては、長生きな方かも。 しかし、今からバックアップしようとした、このタイミングで逝くとは! 「前は頻繁にFDDに落としていたのにぃ。」とか、、 「ずっと調子が良いので、ちょっと気が緩んだだけなのにぃ。」などと嘆いても、これは自らの気の緩み。 カラクラのスカジーのHDDは高価だったはずですが。。それよりも、消えた文章が。。ああ〜っ。。

何時までも嘆いていても、仕方が無いので、すぐに、取り替え計画を練る事に。。 早速、今や、ぼくのカラクラ弄りの“バイブル”と化した「ドーピングマック」という本を取り出し、 動作確認出来ているハードディスクを調べてみると、
IBM/DORS−32160(2.1G)
IBM/DPES−31080(1G)
QUANTUM/FB1080(1G)
の三つの候補がある。これらは、どれもアップル純正互換品で有るので、システム付属のソフトで ハードディスクのイニシャライズが出来るとのこと。また、実際に使用している人もいるので、 消費電力についても、問題がなさそう。。これらの中古品が見つかれば、しめたものだが、 未だそう簡単に事が運んだことがないので、ちょっと心配。 現在手に入るアップル純正のものが有るのなら、多少高くても新品を手に入れる方が、よろしいか。。 なにせ、消耗品なのだから。。と気持ちを固め、まずは、アップルの製品を専門に扱ってるお店に行った。 SCSIのハードディスクは、やはり高い。IDEのものに比べると容量が半分で値段は倍であった。 2.1Gのこの値段ならなんとかなるかというSCSIの物を見つけるが、Wideナントカという 表示がされている。。「?」意味不明なので、近くにいた店員さんを捕まえ聞いてみることにした。
「このハードディスクはカラクラに使えますか?」とぼく。
「カラクラですか?。。」笑い顔。
「2の方ですが。。」
「カラクラに使える物は無いですね。」とキッパリ!
「えっ!」
「カラクラはこの間、修理対象から外されましたので、もう。。」
「それって、、修理も頼めないわけ?」
「ええ、、そうです。」
食い下がりかけたが、そこはぼくも、もう大人ですから、「分かりました。」と引き下がる。 しかし、これを聞いたら、マック初心者は、ガッカリするよなぁー。と思ったが、冷静に考えれば、 1993年10月生まれのこの機種を使う初心者などいないわけだし、しつこく使ってる方がやっぱり変?

気を取り直し、ジャンク屋さんを周ってみると、使えそうなアップル純正の物がいくつか見つかる。 2Gの物は無かったが、1G以下なら選べる程、あった。元々160Mだったのだから、 500Mでも良いかとも思ったが、せっかく 換えるのだから、少しでも大きい方が良い、ということで、1Gと1.2Gで悩むが、 容量と値段の兼ね合いから、1Gの物に決めた。「初期動作は保証しますので、何か起きたら 連絡を。。」とのこと。「中古品だから、リスク大きいですよね〜。」と言うと、 「でも、動作確認はしてますから。」 と店員さんがニヤリと笑う。。「ほー。」とぼくもニヤリ。。
買ってから、これが、最初のリストの中の一つ、 IBM/DPES−31080(1G)であることに気付いた。良し良し。。

ハードディスクの取り替え自体は、マックオープナーもSE の分解の為に、手に入れていたので、ハードディスクの取りつけキャリアが割と固かったことを除けば、 本の通りの手順で、全く問題無い。 とんとんと事は進み、店員さんとの話の内容から、とりあえず、575ボードの方を差し込み、 バックカバーを取り付け、スイッチを入れるとあっけなく起動した。

OSが7.6になったミスティックは、早速クラリスワークスをインストールされ、戦線復帰した。 今のところ、この話に落ちは無い様子だ。。




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