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名曲喫茶スギウラの情景 1999.7.30



1994.9.24[SAT.]20:15

先程から雨。今池、名曲喫茶スギウラの2階。前から4列目。ぼくの他には客はいない。 ピアノ曲が余裕の音量で鳴っている。出来れば、もう少し・・・音量を上げてもらいたい。 が、フォルテでは良い感じになる。

オールホーンの4ウェイ、スピーカーシステム。
低音を除く3ユニットはオンケン。 スコーカーは4セルの物。
ミッドバスは縦3×横5=15セルのマルチセラーホーン。
ウーファーは片チャンネル4発!のアルティク製15インチユニットが 、ぴったりと寄り添って、 開口部=縦120×横250センチ位のコンクリートホーンに納まっている。

繊細な音だが、オーケストラのフォルテでは、マッスを感じさせるように 変化する。ピアノのアタックはやや丸い。グーンという感じのホールの響きが 心地よい。この程度の音量でも、少しだが、椅子が振動する。 無理に持ち上げた感じが全く無く、軽々と低音部が立ち上がる。 余裕を感じる音だ。ガッと出た後の引きが早い。ドッと来るところでは、 ヴォッと来る。(ナンノコッチャ)ピアノの打音がはっきりと聞こえる。

1994.10.28 20:50

大太鼓の音には、まいる。音量は大した事はないが、軽々と吹き抜け、 通りに面したガラスを震わせる。中高域は、細いが、 ドドドッとくるこの低音は!?超低音が出ているからか、低域の音圧なのか、 それとも、コンクリートホーンと空気とのマッチングが良いのか。しかし どちらにしても、確かに癖はある。ドラムのアタック音を捨て去っているの かもしれない。 でも・・・オーケストラを聴くには、最高の Sound
本日は“展覧会の絵”




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