.. Home- Next- Before- Menu Help- Mail

4発ウーファー 2000.1.1



片チャンネル4発ウーファー、つまりステレオ2チャンネルで計8発の15インチウーファーを低域に使用する。 これは、ダブルウーファーに手を染めた時から、ほのかに胸をくすぐられている誘惑だ。 「ダブルがこんなにいいのなら、4発にしたらさぞかし。。。」こんな現実離れした思い、 その誘惑はトックの昔に断ち切ったと、そう思っていたのだが。。。

年の瀬です。
仕事柄、年の瀬は毎年忙しいのです。ありがたいことです。
こういう忙しい時に限って、オーディオの虫が騒ぎ出して困ります。
以前から考えていた計画を 急に、1999年中に、試してみたくなり HPの更新を諦め、さらに睡眠時間を削り 突貫工事で、実験しました。

片方のスピーカーにだけ手を付けてしまいましたので 左右のスピーカーが不揃いになっています。 ぼくは案外、不揃いステレオの期間が長いのです。 ユニットを買い足して、少しづつ作って来たので、 左右のバランスの問題を含めて、ユニットの個体差には、人よりも敏感になってしまい、いけません。 ところが逆に、違っているのなら、それはそれで納得していられるという、妙な性格も持ち合わせています。

見た目は、迫力の面構えですが、意匠が悪く、採用というわけにはいきません。
といっても。。
この“音”は、さらに先の次元の“音”の可能性を彷彿とさせます。

現状では、総合的に2発の方が、上回っていますが、一長一短の部分も確かに存在します。 残留ノイズの少なさが、選んだ理由の一つであるアンプの そのノイズが、「より聞こえる」様になったということが、その良い部分を物語っています。

これまでの経験が物を言うのか、見た目の問題も含めて、 その可能性を実現するための 「打つ手」が、次から次ぎへと湧いてきます。 しかし。。。「物には限度、風呂には温度が。。。」とベイシーのマスターもおっしゃってるではありませんか。 もうとっくに、限度を越えているのですから、これ以上は。。。

将来、“万が一”創れる時が、来た場合を想定して、設計図だけは書いておくことと致しましょう。




次のページへ
前のページへ
メニューへ戻る