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DEEP PURPLE LIVE IN JAPAN 2000.1.15



DEEP PURPLE LIVE IN JAPANを聴きました。 買った時の第一印象は「 録音が悪いなぁ。」というものでしたし、 キックドラムのくぐもった様なボコボコいう音が、も一つ気に入らなくて、 聴くことを避けた時期もありました。ところが、 いつの頃からか、ドラムも、ギターも切れのある早弾きで、、、 「雰囲気のあるいい音じゃん。」という印象に変わり、 好きなCDの一つになっています。 元々、なんの理由も無く、フェンダーのエレキギターだと思って聞いていたのですが、 ストラトキャスター(メイプル指板)とマーシャルAMPとの組み合わせの音。。。 そう思って聞くと、また一味違います。
NURUさんからのメールがその機会を与えてくれました。

DEEP PURPLE の LIVE IN JAPAN を再聴あれ!

あれが、ストラトキャスター(メイプル指板)と マーシャルAMPとの組み合わせの音です。 HIGHWAY STAR のボーカルに入る前のイントロは クリアな伸びのあるサスティーンで演奏されています。

メイプル指板は、音の立ち上りが鋭いとされています。 指板に、ニスが塗られており、長年使い込むと、このニスがはげ、 ニスに保護されていたポジションマークと弦が擦れ、黒く汚れてきます。 使いこんだE.クラプトンのギターがこれにあたります。

ローズネック指板は、水分を吸い易く、手になじみやすい 甘い、メローな音色が特色。 レスポールなど、ほとんどのギターがローズネック指板です。

R.ブラックモアが、DEEP PURPLE を脱退して、RAINBOWを結成 する時に、 パープル色を刷新するために、メイプル指板のストラトから、ローズネック指板に 持ち替えました。 ジミヘンは、双方の指板で、ブゥドー・マジックを行いました。

ストラトには、2種類の指板があります。 私が、最初に選んだのは、メイプル指板です。 今まで、1度もメイプル指板のギターを弾いたことがないので 次のギターは、メイプル指板で と決めていました。

で、今回購入したのが、ローズネック指板です。 音色の違いは、間だ、手元に新品が搬入されていないのでわかりませんが、 それほどの違いは、楽器屋さんでの試奏ではありませんでした。 しかし、レスポールとは、ハッキリ違いが分かります。 レスポールは太い音がするのです。 この太い音が、ROCKを席捲し、数々の伝説を作りました。 初めて、レスポールで演奏していたのを聴いたミュージシャン達は、 このゴキゲン・サウンドはアンプが原因だと多く人が思いました。 実は、レスポール搭載の新登場のハム・バッキング マイクが ゴキゲン・サウンドの元でした。

で、あの音。ハモンドオルガンが使われていますよね?

キー・ボードのジョン・ロードはクラシックピアノからの転身です。 中東風やクラシカルな音を聴かせてくれます。 リッチー・ブラックモアと同じく、バッハに影響を受けた音作りをしています。 そう言えば、Deep Purple は荘厳な音がしませんか?

このCD、ずいぶん前に、M氏のヤマハ1000Mで聞き、その音に惹かれて手に入れた物。 それにしてもNURUさん、ぼくがこのCDを持ってるのをよく覚えていたなぁ。




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