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途中でめげるのが怖くて、一気に!二つのデュアルスロートアダプターを作り上げた。
多少の見栄えの悪さは、構わない。
どちらにしても箱の中に納めてしまうのだし。。
出来上がると、当然ながら、、もう1ペアの2440を揃えるのを待ち切れない。
早速、片チャンネルだけダブルドライバーにしてみることにした。
実際にホーンにドライバーを2つ取り付けてみると、予想はしていたのだが、 これは、、相当な重量感と威圧感がある。
実際に40kg程度は、あるわけなので、これが無茶苦茶重い。
であるからして、、 一人では箱に組み込めなかった。(^-^;)
仕方ないので、申し訳ないと思いながらも“身重の”妻に手伝ってもらって、 なんとか、これを箱に納めることに成功した。
ふぅ〜。。
そこで、すぐに音を出す程、ぼくは胆が据わっていない。
とりあえず 一服して、コーヒーを頂いてから、しみじみと眺める。
「。。。」
箱に納めてしまうと当然ながら、見た目には、全く何の変化もない。
ちょっと残念。。(ー_ー、)
気を取り直して、そっと音を出してみた。
むぅ。。
シングルドライバーとの違いは、一聴では全く感じられない。
それから幾日経っても、さしたる変化は感じられない。それよりも若干低域に覇気がない感じ。。
しかし、この低音に関しては、もう片チャンネルの音の影響にちがいない。
もう片チャンネルは、1インチドライバー+小型ホーンになっているので、 大型ホーンの取り付け穴を塞ぎきれないわけで、このため大きな開後部が残ることになり、 これが巨大なダクトの状態になっている。そのせいで、100Hzから下辺りが盛り上がり、 妙にボリューム感がある。
これが曲によっては、気持ちいいのだ。
といっても、全ての曲でより良いわけではないし、超低域は元の状態の方が間違いなく良い。
しばらくこの状態のまま聴いていると、左右の特徴がブレンドされて良い方に働き、 これはこれでよろしいか。。と、簡単に納得する自分が情けない。
しかし、そんなこんなしているうちに幸いにも、、かすかに「例の気配」を感じる時があった。
これによって、気持ちは、固まった。そして2002年5月1日、
ついに、、両チャンネル共に ダブルドライバーになった。
ダブルドライバーには、確かにダブルウーファーと似たような効果はあると思う。
が、その度合は、ウーファーに比較すれば小さい。
それよりも肝心なことは、音の立ち上がり方に、よりスピード感が増した感じがすることなのだが、、 これは、2220に代表される音の方向性を追う人には、それは「分かる」ものであろうが、 誰もがすぐに納得し興奮する音であるかといわれれば??である。
というのは、それを良しとするぼく自身でさえ失った“何か”が あるような気もするからだ。
でも、間違いなく 新たな“何か”も得た。
新たに手を入れてスピーカーシステムが生まれ変わった、それも、よりパワーアップしたのなら、 普通、しばらくの間くらいは、にんまりとした日々を過ごすのだろうが、 ぼくの場合は、いきなり、、今までよりも考え込むことが多くなってしまった。
やれやれ└(ー_ー)┘である。