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ターニングポイント 2003.5.11



オールJBLによるマルチアンプシステム。
なんと甘美な響きだ。。
JBLユニットによる3ウェイスピーカーを創った時から、 心のどこかで、それを望んでいる自分に気が付いていた。
しかし、事はそう簡単にはいかない。

プリとパワーだけならまだしも、、
ぼくの場合、3ウェイマルチアンプなので、プリの他に三つのパワーアンプ、 さらにチャンデバが必要である。数が多いだけに大変、にもかかわらず、 ぼくの大好きな美しいデザインのJBL初期のアンプは、古いのに大変高価なのである。
これらを全て一度に入れ替えるのは、ぼくには不可能。。
金銭的にも苦しいが、今さら、トランジスタアンプ最初期のアンプを買おうなんて、 時代錯誤もはなはだしい。どう考えてもばかばかしいから、やめておいたほうが無難。
それでも、清水の舞台から飛び降りるつもりで、おそるおそる手を出してしまったそのアンプは、 やはり古いがゆえの不調を抱えていて、トータルでは音の完成度を落としてしまったという理由で、 いきなり壁に突き当たってしまった。
そしてそのことで、、それまで ”仮”のつもりで使っていたアキュフェーズのアンプ達が、 如何に安定した良いアンプであったかを あためて思い知らされたわけであるのだが、、 いまさらアキュには戻れない。
戻れば、元の音になるわけで、それは決して悪くはないのだが、、 突き進めば、もしかしたら 違った世界が開ける可能性がある。 どうせならその希望にかけてみたいのが、人の道?ま、後退する可能性もあるのだが、、 しか〜し。。(ー_ー;)
何時までも、こんな気分が拭いされないまま、時ばかりが過ぎていく。。
要するにだ。
一番の問題は”仮のアンプ”の気分が抜けないことなのだ。
そう、これがもっとも心苦しいことなのだ。

このHPを隅から隅まで読んだ人がいたとしても、ぼくのアンプのラインナップが、 今どうなっているのかわからないであろう。普通まず作るはずである使用機器紹介ページがないし、 長々と書き続けているエッセイにもほんの一部しか登場していないのだから。。
書くに書けない事情は、そのアンプ達が、あくまで仮の物のつもりだったからで、 元に戻すということは、その状態が続くことに他ならない。

吹っ切ってやる。。

と、ここで、あらためて冷静になって身の回りを見渡すと、マッキントッシュ、 マークレビンソン、クレル、 etc.。 世の中には他にも数多の素晴しいアンプがあるではないか!
しかし、これらも、どれも高価である。。
結局、ダメじゃん(^-^;)。
もっと安価で、あまり人が注目をしていなくて、素晴しく良いものはないものか。
虫のいい考えである。
ここで、ぼくの目に付いたのは、業務用のアンプ。
これらのアンプは、どれも見た目はイカツイので、それまでは一瞥するだけであったのだが、 ずっと眺めていると、それはそれで、そこはかとなく味がある。 オーディオファイルが、あまり目を付けないアンプであるのも なかなかよろしい。 それに第一タフみたいなので、なおよろしい。 どうもぼくは機械を換えたい気持ちが少ないみたいなので、 できるだけ故障が少なく安定していて長く使えるモノが欲しい。\ アムクロン、ブライストン、BGW、クレスト、dbx、ラムザ、ヤマハ、などなど。。
高いものもあるが、コンシェマー用に比べると比較的安価である。
これらの中で、心に触れるアンプは、、
と!、JBLにもあるではないか!!




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